良いセラピストの 見分け方 (心と癒やしの気 編)

触れ方、圧し方、身体の動かし方に続く第4回です。

動画のように術者が施術の体勢のときに横から押します。
術者が特に何も考えていないと倒れてしまいますが、相手の健康を願っているポジティブな心の状態だと、押しても倒れません。

※ポジティブは楽観的というニュアンスで使われることが多いですが、ここでは利他的という意味です。

押されると力んで抵抗してしまいがちですが、リラックスして重心を下げた方が安定します。
ポジティブな心の状態になると、力が抜けて気が満ちるために自動的にそうなります。

タオ指圧では入門の時期にこのようなワークや相手の気を感じるワークを行います。
ポジティブな状態の人からは暖かさ、軽さを感じます。
癒しの気が出ている状態です。

何も考えていないときは気が出ていないニュートラルな状態と思いがちですが、実は重く冷たい気がでています。
努力していない状態はニュートラルではなく、ネガティブ(利己的)なのです。

思うだけで癒しの気が出るなら簡単なようですが、維持したままで動作を行うのは努力が要ります。

さらに、ポジティブな思いを維持しているつもりでも、無意識のうちにネガティブな気が出てしまいます。
これを乗り越えるには心の修行をするしかありません。

(参考図書:「タオ指圧、究極の経絡メソッド」遠藤喨及・著)

ポジティブな状態に慣れると、術者の近くにいるだけで、ポジティブな状態かそうでないか分かるようになります。
当然ながら、ネガティブな状態な人に施術を受けても治癒効果は期待できないどころか、ダメージを受けてしまいます。

整体・マッサージの良し悪しの見分け方(身体の動かし方)

触れ方、圧し方に続く第3回です。

動画のように、手を合わせて手首を倒すように押してもらいます。
手首が正しく使えていれば押せますが、使い方が間違っていると力がぶつかった感じになり、押せません。

手首を蝶番(ちょうつがい)のように単純に曲げ伸ばしで使っている人が多いですが、実際はバネのような螺旋の構造になっています。
曲げ伸ばしだけの動きだと手首以外を固めてしまいますが、螺旋のように使えると全身の動きと手首の動きが連動します。

自分の関節を正しく使えていない人が受け手の関節を曲げ伸ばしすると、本来の構造を無視して動かすことになるのでダメージを与えてしまいます。

本来の螺旋の動きを自動車がカーブのある舗装道路の上を走っている状態だとすると、蝶番のような単純な曲げ伸ばしは直線だけど凸凹の道を走っている状態に喩えられます。余計な負荷がかかって力が出ないし、故障しやすくなります。

整体などの施術だけでなく、武術、ダンス、スポーツでも共通することです。
ダンスは本来の動きを活かしたほうが力強く、美しく見えます。
スポーツでも同様ですが、どうしても不自然な動きが入ることがありますので故障しないように注意が必要です。

修正するための原理は簡単で、自分の関節でも他人の関節でも、最も力み無く動かせる方向に動かせばよいのです。
定着させるには普段から力みのない動きを意識する必要があります。

整体・マッサージの良し悪しの見分け方(圧し方)

前前回の触れ方編の続きです。

大半のサロン、治療院では手技に押圧が含まれると思います。
リラクゼーション(ほぐし)では施術のほとんどが押圧という所が多いと思います。

ほとんどの施術者が行っている、筋力や体重で圧す圧し方では防御反応によって身体が硬くなってしまいます。
その場合、改善効果がゼロではなくマイナスになります。
つまり、受け手にダメージを与えます。

圧し方の良し悪しを見分ける方法を動画でご紹介します。

動画のように手を組み、術者に手を押し下げてもらいます。
筋力や体重で押すと防御反応が働いて受け手にも力が入り、押し下げることができません。
背中を圧された場合は背中に力が入ります。余計に筋肉がこってしまうわけです。

防御反応を起こさないためには力を抜くことによって圧さなければなりません。
物理的に圧を加えるというよりも、ひたすら感じることを深めていきます。
それによって治癒的な効果が出るのです。
立ち方(浮き身/根づき)や前回記事の触れ方ができていることが前提になります。

ところで、なぜ間違った圧し方でも気持ちよく感じることがあるのでしょうか。
一度苦痛を感じて、それが解放される時に気持ちよく感じるのです。
でもこれはマイナスがゼロになっただけで、治癒的な効果はほとんど期待できません。

間違った圧し方に慣れてしまうと、だんだん強い圧を求めてエスカレートしていきます。
それに応えるようにひたすら圧を強くする施術者もいます。

力を入れない圧し方では、ほとんど痛みを感じることは無く、全身に気持ちよさが広がるように感じます。

実際には施術者をテストすることは難しいと思いますが、施術中の写真を見ればだいたい分かります。

動画でも使用したフリー素材の写真では、身体をひねった無理のある姿勢での押圧になっています。
(整骨院が監修しているそうですが…)
これでは術者も受け手も身体を壊してしまいます。

心身楽道では圧し方の講習も行なっています。
数時間の講習で筋力や体重を使わない、効果の出る圧し方ができるようになります。
原理を知って体得しないと何十年やってもできません。

「発達障害」は障害なのか?

先日、NHKスペシャルで発達障害の特集がありました。
なんでも小中学生の15人に1人は発達障害と言われているそうです。

私も授業参観のときですら授業を全く聞いていなかったり(未だに親に言われます)、極端に人見知りだったりしたので、今だったら発達障害という診断を受けていたかもしれません。

私の学生時代はまだ発達障害という言葉がほとんど使われていなかったこともあり、違和感を感じながら見ていました。

発達障害という明確な障害を持つ人が数%いるということではなく、我々の社会が数%の人々を障害者として排除しているのではないのでしょうか?

一つ喩えをだすと、かつてのスパルタでは子供が生まれた時に健康と認めなければ殺し、残った子には厳しい軍事教育を施したそうです。

現代の感覚だと「身体の丈夫さだけで人を判断して殺してしまうなんてとんでもない」と思いますが、作業能力という基準だけで人を選別して障害者扱いし、薬漬けにしてしまうのであれば大して変わらないということになります。

仮に50m走で◯秒以上かかるのは「障害」だから筋力増強剤を投与したりしたら非人道的と思われるでしょう。
注意力などが誰かが決めた基準から外れているから投薬するというのも同じように非人道的だと思うのです。

番組の話に戻すと、いわゆる発達障害の方はものの見え方、聞こえ方が「健常者」とは異なると説明されていました。

ざわざわした環境で会話する場合、「健常者」は無意識に相手の声以外にフィルターをかけることができますが、「発達障害」の方はフィルターをかけるのが苦手でうまく声を認識できない、という感覚を映像で再現していました。

これは人工的な環境には適応しにくい特性ですが、自然環境においては危険を察知するのにむしろ有利な特性であると考えられます。

「自閉症者が人類社会に「不可欠」である理由 実は障害ではない!」という記事には「遺伝的に異なる多様な存在がそれぞれ微妙に異なる脳神経システムを発達させることを介して、多様性を構成している」とあります。
これをニューロダイバーシティというそうです。
障害ではなく、必要があって生まれた多様性という考えです。

障害とみてしまうと、立場が変われば感覚が鋭い自閉症者が正常で、「健常者」は鈍くて環境に変化があっても気づきにくいという障害を持っているということになります。

アメリカの自閉症協会のニューロティピカル(定型発達)の説明では自閉症から見た「健常者」の異常性について書かれていて面白いです。
2つだけ引用します。

・社会的地位と認知のために生涯争ったり、自分の欲のために他者を罠にかけたりします。

・特徴的なコミュニケーションスタイルを持ち、はっきり伝え合うより暗黙の了解でモノを言う傾向がある。しかし、それはしばしば伝達不良に終わります。

「自分は健常者だと思っている私たち全員が抱える『ある重い障害』」より抜粋)

さて、スパルタでは軍人として「使える」人以外は切り捨てられていましたが、現代ではどのような基準で人を「使える」「使えない」と見ているのでしょうか。

その基準というのは「企業や役所で使える(仕事ができる)人間」ということでしょう。
つまらない仕事であってもそれなりに集中できることや、あまり細々と指示しなくても察する能力が重要視されているのです。

当然ながら、この基準は起業家や芸術家としての特性とは全く相容れません。
「そんなもののために生まれてきたわけじゃない」って話です。
また、人工知能が普及したらあまり重要でない特性とみなされるようになるかもしれません。

いわゆるアスペルガー症候群という人の話を聞くと、知的能力は「健常者」より優れていたりするのですが、合理的思考を優先させるために人づき合いがうまくいかないと悩まれているようです。

「健常者」も常に相手に気を遣っているわけではなく、なんとなくマナーなどを守っているだけだったりしますが、そのマナーなるものがよく分からないようです。
私もよく分からなかったり、あえて従わなかったりします。

アスペルガー症候群の「症状」の一つに「興味のあることに関しては記憶力、集中力が高い」というのがありますが、これは果たして「症状」なのでしょうか。
科学者としては曖昧さを許さないとか、一つのことに集中できるというのは優れた特性です。

発達障害なんて定義や基準すら曖昧という以前に障害ですらないのですから、みんなが診断や薬を拒否すれば無くなるし、そうなっても全然困らないのではないでしょうか。

それじゃ何も解決にならん、と思われるかもしれませんが、社会が過度に効率を追求するのを止めて多様性を受け入れるようになればよいのです。
責任は「健常者」側にもあるので、作業が遅いなどの人に対してダメ出しせずに受け入れる器の大きさが必要になります。

極論に聞こえたかもしれませんが、小倉謙さんのように発達障害なんて無い、という立場で精力的に活動されている方もいらっしゃいます。

整体・マッサージの良し悪しの見分け方(触れ方編)

整体やマッサージ(リラクゼーション、ほぐし)のお店が多くありますが、良い整体師やセラピストを見つけるにはどうすればよいでしょうか。

このブログで何度か書いていますが、テクニック以前に触れ方で受け手が緊張したりリラックスしたりします。
そこで、まず触れ方ができているかの目安を示したいと思います。

やり方は簡単で、指で爪に触れて動かしてもらうと普通は滑ってしまいますが、触れ方ができていると滑りにくくなります。
動画では爪に触れただけで肩の可動域が変わったことも示しています。

触れ方には角度などテクニック的な要素もありますが、むしろ心理的な要素が強いです。
具体的には「相手の状態を感じているかどうか」がポイントです。

現代人は相手の状態を感じるのが苦手で探るように触れる人が多いのですが、これは緊張感をもたらします。

触れるというのは単に物理的な現象だけではなく、非言語コミュニケーションでもあります。

悩みを聞いてもらう時に「うんうん、そうだよね」と共感してもらうと癒されますが、「それは◯◯障害の可能性があるね」などと分析されてしまうと逆にダメージを受けてしまいます。

極端な喩えに聞こえるかもしれませんが、整体のセミナーや教材では探るような触れ方を教えているケースがほとんどです。
(私の知る範囲での例外はタオ指圧くらいです)。
したがって気遣うような触れ方をできる人はごく少数です。

触れて緩められないというのはテクニック以前の問題なので、触れ方ができていない人に施術を受けても改善は見込めないでしょう。

実際にお店で施術者をテストするようなことは難しいと思いますが、慣れると触られた瞬間に分かります。

触れ方は非常に深いのですが、原理はシンプルなので、施術未経験の人でも数時間講習を受けていただくとかなりの程度まで上達します。

整体だけでなく、武道、ダンスや道具の使い方など多くの分野で触り方は重要な要素ですので、ご興味のある方は受講をお待ちしております。

浮き身/根づき/統一体

足のアーチ最近の記事で「浮き身」を前提にしたワークをいくつか紹介しています。
これ抜きで健康法、武道、手技療法などはありえないくらいの基本なのですが、できている人はあまりいません。

当院の気功講座「心身楽道」では初回に浮き身を体験していただいていますが、難しいと感じられる方もいらっしゃいます。
浮き身については心身楽道のサイトにも書いていますが、母趾球、踵、小趾球の3点の荷重が同じになるようにバランスを取ります。

これにより図のような足の縦アーチ(内側、外側の2つ)と横アーチのバランスが取れて最も効率よく体重を支えられるようになっています。
カメラの三脚も一つの脚に少しでも重さが偏ると途端にバランスが悪くなりますが、それと似ています。

足に体重を預けられると全身の力が抜けて、楽になります。
身体が浮かんでいる感覚と、根づき(グラウンディング)の重みが地面に抜けていく感覚が同時に生まれます。

昔は下駄などでバランス感覚を鍛える身体文化があったのですが、それが失われた現代では意図的にバランス感覚を鍛える必要があります。
バランスを取るのは普通に思っているより丁寧に感じながら行わないとできません。
これを動画で示しますが、予想通り非常に地味な動画になってしまいました(笑)
動画のように外見上はほとんど動かないくらいのレベルで微調整していきます。

これができると身体を一つにして使うことができます(統一体と呼ぶことがあります)。
動画のように腕を前に出すと身体もついて来ます。
動画では説明していませんが、螺旋/バネの力も働くようになるので、片足に重心を移すだけで身体が前に進みます。
これを繰り返すと平地なのにゆるい坂道を下りているような感じで、筋力はほとんど使わずに歩くことができます。
これが私の提唱しているヒーリング・ウォーキングです。
より詳しくは拙著をご参照ください。

つま立ちのすすめ

爪立ち当院で行っている気功講座、心身楽道では爪立ちの座法で行うワークがいくつかありますが、爪立ちで座れない方が時々いらっしゃいます。
タオ指圧/気心道も爪立ちの動作が多いのですが、最初のうちは足が痛くなるという方がいらっしゃいます。私も一時期痛くなりました。
足の指を反らす動き(背屈)が非常に硬くなっているのですね。

昔はしゃがむ姿勢や雑巾がけなどで足の指を反らす機会が豊富にありましたが、現代は反らさなくても生活には支障なくなりました。
数十年したら「昔の人はこんな姿勢ができたのか」と言われてしまうのかもしれませんが、本来できることは身体文化として残していきたいものです。

つま先立ちと踵を下ろすのを数回繰り返すだけで「骨で立つ」「身体を一つにして使う」感覚がつかみやすくなります。
以前、NHKの「アサイチ」で藤平信一さんがこのワークを紹介されて、ワークの後は荷物が軽く感じるという実演をされていました。

蹲踞(そんきょ)を健康法として紹介しているサイトがありました。
これも本来はできて当たり前なのですが、難しいと感じる方が多いのではないかと思います。
浮き身ができている方は練習してみると良いと思います。

癒しの武道 発勁/寸勁の原理

自分の拳と相手との距離がほとんど無い状態から相手を打つ「発勁」をマンガなどでご存知の方も多いと思います。
(正確には至近距離からの発勁のことで「寸勁」というようです。ブルース・リーのワンインチ・パンチも寸勁と似たものだそうです。)

ネットでやり方や原理の説明を調べても具体的な記事はほとんど無いようです。Yahoo!知恵袋に「勁を蓄えて、力を抜くことで勁を発する」という主旨の回答がありますが、これだけでは分かりにくいと思います。
Youtubeにも発勁の原理を説明している動画がありますが、分かりやすいものは見つかりませんでした。

マンガだとかなり誇張されていますが、ワンインチ・パンチの動画を見ると分かるように実際には身体を使って打っています。
Wikipediaを見ると、「一般の武術に関する書籍に紹介されている発勁(とされているもの)は体重の移動による『突き飛ばし』であるが、これらは発勁の構成要素の一部であり発勁そのものではない」、「格闘技における殴打技とは、根本的な身法が大きく異なる。」とあり、どうも体重を載せて打っただけの打撃とは根本的に違うようです。

実際に押された人の感想としては「急にすごく異質な押され方したよ!という感触で、ちょっと言葉にしがたい」というのがありました。
普通に体重移動で打ってもこういう感想にはならないと思います

手技療法の押圧の原理が発勁の原理と共通していると思われるので、説明してみたいと思います。

1 ポジティブな想いを持つ
ポジティブな想いというのは「相手の幸せを願う」とか「世界に良きものを与えたい」という利他的な心です。
このような心を持つことで身体に気が満ちて余計な力が抜けます。

心によって技のかかり方が変わることはタオ指圧創始者である遠藤喨及さんの著作に記されています(参考図書:「気心道」など)。
技をかけるため、という不純な動機でポジティブな思いを持つと邪気になりますので注意しましょう。

物理的に押そうとすると、相手に防御反応が働いて力がぶつかる状態になってしまいます。
パラドックス的ですが、相手にダメージを与えるという格闘技的な意識と真逆の方が相手を動かせます。
合気道の創始者、植芝盛平翁(故人)も「争う心のある人間は、はじめから負けているのである」とおっしゃっています。

2.重心を下げる

重心を下げるには浮き身ができていることが前提になります。
脚の螺旋の力を地面にねじ込んでいくようにします。

螺旋の力については心身楽道のサイト、より詳しくは拙著「ヒーリング・ウォーキング」をご参照ください。

重心を下げるときに太ももに力を入れてしまう方が多いですが、力みがあると相手に作用させにくくなります。

重心を下げた時に、手には相手を押す力が働き抵抗を感じると思います。
手に力を入れて押したくなりますが、力を抜いて相手の力を受け入れ、その力でさらに重心を下げていきます。
これにより力(勁)がたまっていきます。

3.重心を下げるイメージは維持して、力を抜く

これ以上重心を下げられなくなったら、重心を下げるイメージはそのままで力を抜くと、さらに重心が下がると同時に溜めていた力(勁)が手から解放されて相手が動きます。

以前の記事の「気を入れて力を抜く」と同じ原理ですが、ちょっと難しいかもしれません。

力を抜くと相手の防御反応も無くなって気が通りやすくなっているので簡単に動きます。
押された側は物理的に押されたのは異なる感じを受けると思います。
これはいわば「癒しの武道」なので、受けると気持ちがいいし、やる方も癒しの力がつきます。

手技療法においては力むと相手に防御反応が起こるので、力まずに動くことが必要です。
現状は筋力や体重で圧す人がほとんどで、このような原理を知っている人もほとんどいません。

格闘技的に相手にダメージを与える技を知りたいと思って読まれた方もいらっしゃったかもしれませんが、壊す方には興味が無いので悪しからずご了承ください。
「Dr.Fの格闘技医学」という本に「強くなりたい、と思って格闘技や武道を始めたはずなのに、怪我や障害で人間として弱くなってしまう人が多い」とありました。

癒しの気功、心身楽道は健康になり「勁(つよ)く」なる原理、メソッドを分かりやすくお伝えしていますので、ご好評いただいています。
講習は基本マンツーマンで、お好きな時間を予約していただくフリータイム制です。

らせん体操(下半身と上半身の連動)

足の裏に均一に体重を載せる「浮き身」ができると、螺旋の力が働き地面反力を効率的に使うことができます。
(詳しくは心身楽道のサイト、より詳しくは拙著「ヒーリング・ウォーキング」をご参照ください。)

腕にも同様に螺旋の力が秘められています。
「肘を伸ばしてください」というと、直線的に伸ばす方が多いですが、楽な動きを探っていくと、ひねる動きが入るのが自然だと分かります。動画をご参照ください。

何度かひねりながら伸ばすのを繰り返してから、もとの真っ直ぐ伸ばす動きに戻そうとすると、伸ばしにくいと感じると思います。
施術家でも肘や膝の操作を行う時に直線的な動きで行っている人が多いですが、身体に余計な負担をかけているだけになってしまうことがわかると思います。

肘を曲げるときも螺旋を意識すると、たとえば物を持つのが楽になります。
動画では脚と腕の螺旋の動きを連動させることで力を効率的に伝えられることも示しています。

磁石を使ったパワーストーンの浄化

磁石歴史漫画「キングダム」45巻の巻末おまけマンガで主人公の信が副隊長の女性剣士にアクセサリをプレゼントしようとしたら、「石とかなら“力”があるかどうか見れば分かる。」と言われ「えっマジか」と驚くシーンがありました。

ハンターXハンターのヨークシンシティ編では主人公がオーラを見る能力で高値がつく品を探すのに成功していました。

オーラが見えるなんてマンガの世界だけと思われがちですが、健康な人や、時には物の周りに「もや」のように見えることがあります。

オーラが見えなくても以前紹介したテスト法を使うと、対象物を見ながらテストをすることで分かるようになります。

パワーストーンを身につけている方を見ると、つけることによって緊張してしまっている、つまり力が出にくくなっていることが多いです。
石が邪気を吸ってくれるのはいいのですが、そのまま使っていると邪気が溜まってしまい、ネガティブ・パワーストーンになってしまいます。

石の浄化には塩やセージ、マントラを使う方法などありますが、ここでは磁石を使った、置くだけの方法を紹介します。

「MAGCUBE」などの商品名で玩具として売られているネオジム磁石の小球を六角形の板状に並べて、その上に置くだけです。

動画撮影のため数十秒しか置いていませんが、あまり効果がない場合は3分以上置いてみてください。
持続時間はモノによりますが、大体は数日といったところです。
今まで見た中ではモリオンという黒水晶は非常に効果が長持ちします。

この磁石自体をパワーストーン的に使えるのでは、と思われたかもしれません。
実際に筋反射テストでは非常に強い効果がありますが、市販の磁気製品より磁力が強いので試されるときは慎重にお願いします。