カテゴリー別アーカイブ: 整体・カイロ

メルマガ第32回 気を浄化する押圧の技法

メルマガ第32回が配信されました。
気を転換・浄化する押圧技法について解説しています。
特長としては以下の点があります。
・全身だけでなく精神に効果が及ぶ
・可動域だけでなく力の出方が改善する
・受け手は痛くなく、術者は疲れない
この技法は身体操法、意識や想念のコントロールといった要素の集大成となっています。
禅指圧の増永先生やタオ指圧の遠藤先生先人方が手技を単なるテクニックではなく精神性を高める「道」の域にまで高めてくださったのです。

メルマガ第30回 気の流れを促通する

メルマガ第30回が配信されました。
気の流れを促通する手技を紹介しています。
可動域だけでなく、力の出方が改善されるのが特長です。
これにより、スポーツなどのパフォーマンス向上が期待できます。
また、力を抜くことによって施術するので痛みがほとんどありません。

身体の性能を上げる施術 ストレッチ編

ストレッチに関しては以前メルマガ記事で解説していますが、自分で動画を作成したので再度取り上げます。

施術としてストレッチを行う場合、体重移動でストレッチする人がほとんどですが、伸張反射が起きてしまい緊張やダメージを生じさせてしまっていることが多いです。
気の技法を用いた場合は伸張反射を起こさずに可動域が改善するだけでなく、力が出やすくなります。
これによりスポーツのパフォーマンスが向上したり、身体が軽く感じるようになります。

身体の性能を上げる整体 押圧編

押圧は手技の中では一番よく使われる技法ですが、実は一番難しいと思います。 刺激が大きくなるだけに、ダメージを与えることが多くなるためです。
ほとんどの人が体重圧で施術していますが、受け手にダメージを与える圧し方です 。
防御反応という力んでしまう反応が起きてしまい、筋肉は固くなってしまうのです。
受ける側も強い刺激を求めてしまい、受ければ受けるほど固くなるという悪循環に陥ってしまいます。
受講生さんの中にはリラクゼーションのお店に勤めている方もいらっしゃいますが、皆さん上記のような矛盾を感じているようです。

気を使った技法で押すと防御反応が起きず、深く圧が入ります。
力みを抜くことによって圧します。
これは武術の発勁と同じ原理です。
気が入ると奥のほうがフッと緩んだりします。
通常は圧したところを緩めようとしますが、気の技法ができていると全身に効果が及びます。
可動域が改善するのと同時に力が入るようになります。
動画では脚を圧して肩を改善しています。



氣を使った押圧施術における施術ポイントはタオ指圧でいうところのツボであり、トリガーポイントなどの物理的なポイントではありません。
受け手に対して良くなってほしいという想念を持ちながら見たり触れたりしていると違和感を感じる所です。
軽く押し込むと針の先のような感触があります。
不思議なことに、想念によって現れたり消えたりします。
ツボによっては押さえていると相手が動けなくなります。
気が通ると針の先のような感触が消えて動けるようになります。

メルマガ第27回 身体が軽くなる牽引

メルマガ第27回が配信されました。
今回は気の技法を牽引の手技に応用しています。
引く力の強さなど物理的な要素よりも受け手の引き返してくる力を受け容れるなど、見えない部分のコントロールが重要になります。
うまくできると全身を引いている感覚が生じます。
効果としては力が出やすくなり、身体が軽く感じるようになります。

身体の性能を上げる整体 リリース編

前回の牽引編で、気の技法を使うと連動性が改善され、力が出やすくなることを示しました。
今回は気の技法を使ったリリースをご紹介します。
筋膜リリースという技法では筋膜に対して水平圧を加えて癒着をはがすことにより痛みや可動域が改善するとされています。
筋膜はかなり深いところにあるので、手技によって筋膜の癒着がはがれるかどうかは見解が分かれますが、皮下組織の硬い所が緩むのは間違いなさそうです。

気の技法を使ったリリースでは気の流れの悪いところを察知し、流れを改善します。
(動画で背中を触る前後に手を上下させているのは気の流れを確認している動作です)。
重心を下げることによって重心を下げることによって水平圧を加え、力みを抜くことで気を通します。
うまくできていると、皮下組織がじわじわと動いていくのが感じられます。
物理的なリリースに比べて可動域も力の出方も大きく向上します。
これによってスポーツなどのパフォーマンスが向上することが期待できます。
筋膜リリースはかなり痛みを伴うケースがありますが、気の技法を使うとほとんど痛みがありません。

極意:感じていれば緩む

心身楽道では触れ方について極意的なメソッドを具体的にお伝えしています。
物理的に何グラムとかではなく、意識のコントロールが重要になります。

術者が受け手の膝を横に倒す動作を例に取ります。
ほとんどの人が相手に触れるときに微妙に押し付けて、無意識に受け手の状態を感じないようにしています。
自分で倒してもらったときと術者が倒したときで可動域があまり変わりません。

力みを抜いて相手から返ってきた力を受け容れると、受け手の状態を感じることができます。
「股関節のあの辺が引っかかっているな」というのが感覚で分かるようになってきます。
緩ませようとしなくても、感じ続けていると受け手は自然に緩んでいきます。


検査と施術を分けて考える施術家が多いのですが、検査で患者さんに緊張を与えているケースが見られます。
また、なにか操作することで緩ませると考えている方も多いですが、ただ感じるだけで緩むのです。

力というより意識のバランスを取るという領域に入ると、緩みが広がって自発動という自然に身体が動く現象が起きることがあります。
このときは身体に調整作用が働き、自然に整っていきます。
動画では自分で練習する方法もご紹介していますが、我流でやると効果が出ないので直接講習を受けられることをおすすめします。

飛脚とナンバ

飛脚本常連のYさんが「山本一力氏の小説に飛脚がナンバ走りした描写がある」とわざわざ教えてくださいました。
ありがとうございます。

チラッと見せてもらっただけでうろ覚えですが、手と同じ側の脚を前に出すことで歩幅が稼げる、ということを書いています。

面白いのは俳優の児玉清さん(故人)が解説で「やってみたけど難しかった」というようなことを書いていました。

これは明らかに甲野善紀さんのナンバ歩きの説に影響されています。

拙著「ヒーリング・ウォーキング」でも書きましたが、甲野さん以前にナンバについて研究していた武智鉄二さんは「手と同じ側の脚を前に出すのは一歩ごとに方向転換するので効率が悪い、当時の農民は手を振らずに歩いていた」という趣旨のことを述べています。

甲野さんはなぜか武智さん以前の、脚と同側の手を振るというナンバに戻してしまいました。
甲野さんはテレビに出演するなど知名度が高かったため、このナンバが一時ブームになりました。

その後、このナンバはおかしいということで「本当のナンバ」を提唱する人たちが現れました。
正直言って、甲野さんのナンバよりもさらに不合理な歩き方です。

なぜこんなことになってしまったかというと、「手を振らない」とか「脚と同側の手を振る」という外見上の特徴に合わせて歩き方を考えたからではないかと思います。

ヒーリング・ウォーキングでは本来の姿勢、本来の関節の動き方などを身体感覚をベースに追求することで、結果として手を振らない歩き方にたどり着きました。
手を振らない歩き方を提唱している人も何人かいますが、そのいずれとも異なります。

整体の施術もこれに似たところがあります。
歪んで見えるから骨を動かそうという矯正よりも、身体が欲している刺激を与えることで結果として矯正されたようになる施術のほうが身体に優しく、効果も出ます。

当院では「癒やしの気」を身体に満たすという稀少な施術を行っています。
骨盤矯正をしなくても骨盤がそろうので最近は矯正は行っていません。

氣を感じるコツ

氣を感じるというのは手技療法においても武道においても重要な要素です。
施術家なら、受け手を見たり触れたりしたときに相手の状態を感じることができれば、効果的な施術が行なえます。
武道なら、相手が攻撃するときの気配が分かると非常に有利です。

氣を感じる方法について書かれたものはあまりありません。
私が以前ある方に習ったときは「ひたすら対象に集中してください」と言われました。

しかし、集中しようとすると緊張してしまうケースが多いようです。
たとえると、暗いところで目を凝らすようなものです。
対象が人の場合、相手は探られたように感じ緊張してしまうため氣を感じにくくなります。

暗いところで対象を見たいときは明かりを点ければいいですね。
氣の場合、明かりを点けるのに相当するのは「相手に良くなってほしい」などの肯定的な関心を持って癒やしの氣を出すことです。
これによって、自分も相手もリラックスして融合した感覚が生じます。
この感覚が生じれば、自然に相手の状態が自分に映ります。

植物を相手に氣を送ると、氣がすぐに返ってきて、気持ちよくなります。
人が相手だとなかなか氣を返してくれなかったり、時には反発するような氣が返ってくることもあり、ちょっと大変です(笑)。

それでも氣を送っていると、相手の動きが悪いところや、動こうとするときの気配が比較的容易に察知できます。

しばらく氣を送っているとヒーリングにもなります。
触れなくても効果はでますが、触れた方が効果が高いです。

「施術家だったら相手に良くなって欲しいと思うのは当たり前じゃないか?」と思われるかもしれませんが、現在の整体手技は「身体の悪い部分を探して矯正する」という物理的なものが多く、触れた時点で相手を緊張させている方が多いです。

「筋膜などの組織を意識して触診しましょう」と教える人が多いのですが、実はこれでは相手を緊張させて、ダメージを与えてしまうのです。

顎関節の可動域を30秒で改善する

当院には顎関節症だけで来院される方はあまりいらっしゃいませんが、肩こりなどで来られた方に話を聞いていると顎関節症にお悩みの方はかなりいらっしゃいます。

食いしばりや噛み合わせなどが原因とされ、マウスピースを入れる治療法が知られています。
整体の考えでは顔は全身の歪みの影響を受けるため、顔だけでなく全身の調整を行います。
自分の経験でも首の調子が悪い方は顎関節も調子が悪いという相関があります。

顎関節の動きはちょっと複雑です。
2cm開ける時は回転運動ですが、それ以上開ける時は下顎骨が前下方に動きます。
こちらの動画でCGで説明されています(英語音声。日本語字幕もありますが、機械翻訳なので英語字幕の方が分かりやすいかもしれません)。

無意識に間違った動きを繰り返すことによって負担をかけている事が多いです。
抵抗をかけてゆっくり戻すことで本来の動きをインプットすることができます。
それにより、短時間で可動域も改善します。