踵重心?つま先重心?

以前お客さんから「つま先重心がいいのか、踵重心がいいのか」という質問がありました。
電子書籍「ヒーリング・ウォーキング」や当ブログで書いているように、足の裏に均等に体重を載せるのが一番楽です。
これが正確に出来た状態を「浮き身」や「根づき」と呼びます。
重みが下に抜けていく体感と、その反作用として身体が浮いているような体感が同時に発生します。
何が正しいかについてはいろいろご意見があると思いますが、心身楽道では一番楽な姿勢や動きを正しいと見なしています。

踵重心で検索して上位のサイトを見ると、書いていることが真逆です。
・踵に重心があるのは、不調のリスクが高まる。
・日本人はつま先重心が多いが、踵重心が理想である。

また、拇指球(親指の付け根のふくらみ)に体重を載せるのがいいという人もいれば、小指側に体重を載せるのがいいという人もいます。

このように諸説あるのですが、重心を一か所や一つのラインとして意識すること自体が緊張のもとになってしまいます。

重心は身体構造的に決まっていると捉えている人もいます。
典型的なのが「踵側、つま先側、親指側、小指側のどこに重心があるかは先天的に決まっている」という説です。

ちょっと試してみればわかりますが、重心の位置は身体を傾けたりすれば自分の意志で変えられるので、構造ではなく単なるクセの問題です。

つまり「体重の載せ方を意識していない」のが問題なのです。
足の裏に均等に体重を載せるというのはヨガや気功では昔から言われていて、片足立ちが安定するという効果はすぐに感じられます。
さらに繊細にバランスを取ると、上記のような根づきや浮き身といった体感が得られます。
毎日練習していれば大体2~3週間で身につきます。

ここまでバランスを取るにはかなり感覚を集中させる必要があります。
心身楽道では最初に浮き身を体験してもらいますが、武道を何年もやっていて「初めて浮き身が分かりました」という人も多いです。
また、「瞑想などを色々やってきましたが、初めてリラックスした状態を体感しました」という方もいます。

これは極意の一つですが、本当にリラックスしているときは身体感覚に集中しているのです。
整体などの施術においてはリラックスしていないと受け手をリラックスさせられないので、浮き身/根づきが出来ている必要があります。

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