カテゴリー別アーカイブ: 心身楽道

大学教授の方が拙著を高く評価

菅原晴さんという方が「健康法の極意シリーズ」を少し前にTwitterで高く評価してくださっていました。
菅原さんは大学教授でエネルギーワークもされている方のようです。
武道の本やDVDを相当見られている方に評価していただき、ありがたく思います。

※三部作となっていますが、施術家向けの本と美容への応用を含めると5冊あります。
施術家向けの本が著書リストに入っていなかったので先ほど入れました。

以下引用させていただきます(一部修正しています)。


やはり今いちばん面白いのは、身体を入口として深い世界にいたるアプローチ。
それで武道なんかも研究しているが、則本純佑て人のKindle本三部作はよかったわね。
特に第二作の「武道に学ぶ」に興味をひかれるが、三作とも読み、実践する価値あり。


則本氏『武道に学ぶ』は、中国武術で言う「勁」をいちばんはっきりと説明しているものだった。
スコット・メレディスも、気が足に行って跳ね返ることは言っているのだが、彼の場合それが気の感覚というだけで武術的応用まで結びついていない。


則本氏の三冊、これは良書だ。このワークは取り組むに値する。


今日は則本氏の『武道に学ぶ』にあるワークをいろいろ練習した。
気を通して力を抜くと、足から気が出るが、地面で跳ね返って足にまた入ってきた氣を各所に誘導していく、というようなものである。


則本氏のワークで、勁というものが下から来るのがわかるようになってきた。
スコット・メレディスが言っていたのもこれか。


今日も身体操作や気について研究。
則本氏『武道に学ぶ』の練習をしてみたり、日野晃氏の『武道の解答』DVDを見直したり、いろいろ。
則本氏は武道の原則をわかりやすくまとめてくれている。

転神流の講習会

転神白書一時期、武道の動きなどを健康法や施術に活かせないかと武道の本をいろいろ読んでいました。
電子書籍「転神白書」(真仙明著)は最も参考になった本のうちの一冊です。
拙著「健康法の極意2」でも引用させていただいています。

今回、真仙明氏が東京で講習会を開くということで参加してきました。
隠し事をしないというのが転神流の特徴の一つで、いわゆる極意・奥義がポンポンでてきます。
武道では師匠ができていても弟子ができていないというケースがよくあります。
説明が難しい、というのと秘密主義で教えない、というのと両方あるようです。

心身楽道と転神流のメソッドは一部を除いて似ていませんが、身体を統一する、身体感覚を鍛える、氣の流れをコントロールする、氣を浄化する、とテーマはかなり共通しています。
心身楽道は主に立つ・歩く・触れるという基本的な動作からのアプローチで健康・癒やしを目的としています。
一方、転神流は主に武道の型からのアプローチで武道的な強さを目的としています。
武道と治療は真逆のようで表裏一体なので、心身楽道で武道がうまくなったり、転神流で癒やす能力が高まったりするのが面白いところです。

転神流では感謝することで技が決まるようになったり、相手の攻撃意志を奪えるようになると説きます。
私は氣心道という氣と心をベースにした武道を習っていたので当たり前に受け取っているのですが、転神流のネットでの評判を見るとそこで怪しいと思ってしまう人が多いようです。
体験してみれば一発で分かるのですが。
合気道の開祖である植芝盛平翁(故人)もかなりスピリチュアルなことを言っています。

そういえばマンガ「HUNTER X HUNTER」で武道の達人ネウロが若い頃に「感謝の正拳突き」をひたすら繰り返して強くなったというエピソードがありました。
作者の富樫さんが氣と心の原理を知っていたのかは分かりませんが、感謝すると氣の状態が良くなり、力みが抜けて統一体になるので非常に良い練習になり得るのです。

アマゾンもおすすめ、のようです

心身楽道の講習に来られた人にきっかけを聞いていますが、今日来られたKさんは「Amazonから来るおすすめメールに『ヒーリング・ウォーキング』(拙著)が入っていたので読んでみました」とのことでした。

Amazonの人工知能が過去の注文履歴などから推測してお勧めしているようですが、それなりに認知度が上がってきたのでしょうか。
中身まで判断しておすすめしていたら面白いですが。

講習の方は「遠くから来てみてよかったです」と言っていただけてよかったです。
書籍の性質上、どうしても直接指導しないと伝わりにくい部分があります。
本を読んでも分からなかったら是非講習に来てください。

踵重心?つま先重心?

以前お客さんから「つま先重心がいいのか、踵重心がいいのか」という質問がありました。
電子書籍「ヒーリング・ウォーキング」や当ブログで書いているように、足の裏に均等に体重を載せるのが一番楽です。
これが正確に出来た状態を「浮き身」や「根づき」と呼びます。
重みが下に抜けていく体感と、その反作用として身体が浮いているような体感が同時に発生します。
何が正しいかについてはいろいろご意見があると思いますが、心身楽道では一番楽な姿勢や動きを正しいと見なしています。

踵重心で検索して上位のサイトを見ると、書いていることが真逆です。
・踵に重心があるのは、不調のリスクが高まる。
・日本人はつま先重心が多いが、踵重心が理想である。

また、拇指球(親指の付け根のふくらみ)に体重を載せるのがいいという人もいれば、小指側に体重を載せるのがいいという人もいます。

このように諸説あるのですが、重心を一か所や一つのラインとして意識すること自体が緊張のもとになってしまいます。

重心は身体構造的に決まっていると捉えている人もいます。
典型的なのが「踵側、つま先側、親指側、小指側のどこに重心があるかは先天的に決まっている」という説です。

ちょっと試してみればわかりますが、重心の位置は身体を傾けたりすれば自分の意志で変えられるので、構造ではなく単なるクセの問題です。

つまり「体重の載せ方を意識していない」のが問題なのです。
足の裏に均等に体重を載せるというのはヨガや気功では昔から言われていて、片足立ちが安定するという効果はすぐに感じられます。
さらに繊細にバランスを取ると、上記のような根づきや浮き身といった体感が得られます。
毎日練習していれば大体2~3週間で身につきます。

ここまでバランスを取るにはかなり感覚を集中させる必要があります。
心身楽道では最初に浮き身を体験してもらいますが、武道を何年もやっていて「初めて浮き身が分かりました」という人も多いです。
また、「瞑想などを色々やってきましたが、初めてリラックスした状態を体感しました」という方もいます。

これは極意の一つですが、本当にリラックスしているときは身体感覚に集中しているのです。
整体などの施術においてはリラックスしていないと受け手をリラックスさせられないので、浮き身/根づきが出来ている必要があります。

仙台から上川名先生、来たる

仙台のやすらぎの杜整体院から上川名先生が受講しに来てくださいました。
業界では有名な先生で、「多次元操体法」というオリジナルの操体法の講習会を主催したり、手技教材の会社から教材を出したりされています。

私も上川名先生のメルマガを読んでいたので繊細な触り方や心の影響など似たようなことを研究されているなと思っていたのですが、先生も私の電子書籍を読んで同じように思われたそうです。

心身楽道でお伝えしている触り方や身体操法は治療家の間でもほとんど知られていないので、さすがの上川名先生も新鮮に感じられたようです。
治療家の方は触れ方や身体操法ができるようになると施術効果が上がったり、施術時の負担が大幅に減ったりします。

電子書籍もありますが、体験しないと分かりにくい世界なので少しでも興味がありましたら受講されることをおすすめします。
なお、4月以降は自宅または出張での講習となります。また、4月中旬以降は海外で活動する可能性があります。
ご了承願います。

正しい腹式呼吸とは

以前、ヨガや気功を習ったときに腹式呼吸をやってみたのですが、特に効果は感じられませんでした。
ある人が「お腹を膨らますやり方では効果が出ない」と書いていたのを見て「私だけではないんだ」とちょっと安心したことがあります。

腹式呼吸に関する記事を見ると当然ながら「お腹を膨らまして吸う」と書いてあります。
背中について書いているものはほとんどありません。

実は背中側にも同じ圧をかけて吸い、背骨を動かさないようにしないと余計な緊張が生じます。
効果の判断基準すら無い健康法も多いのですが、心身楽道では「力が入る」ことを一つの判断基準としています。

動画では力の入り方で背中を意識する場合としていない場合の比較をしています。

他の方の腹式呼吸の動画を見ていると、背中を反っている人が多いようです。
呼吸のときに背骨を動かさないことについては河野智聖氏も言及しています。
これは武道において呼吸を読まれることを防ぐためです。
ちなみに息を吸う時に攻撃されるとダメージを受けやすいです。

ここではごく基本的なことしか説明できませんでしたが、拙著「健康法の極意3」では「癒やしの氣」を身体に満たす唯一の呼吸法をご紹介しています。

最強の気功グッズ!? 気パワーシートの効果を検証(電磁波にも)

写真や画像からも「氣」が出ているというのは、気功の世界では以前から知られています。
写真が無い時代から、図形と文字を組み合わせた「符咒」というものが仙道の修行用に使われていたようです。
気功をやらない人も、絵や写真から「オーラを感じる」と言ったりもします。
物理的にはありえないので、怪しいと思われる方もいらっしゃると思いますが。

氣を出している状態で写真を取れば写真からも氣が出るのではないか?ということで検証してみました。
もし写真から癒やしの氣が出ていればリラックス効果により、以下の項目で改善効果が見られるはずです。

1.可動域(肩) 腕を横から上げて可動域を見ます。
2.力の出方   手を当てた状態から押してもらいます。
3.バランス   立った状態で横から押してみます。

動画では印刷した紙を服の上から固定しました。
以下のような効果が見られました。

1.可動域(肩) 真横から上げにくかったのが、かなりスムーズに上がるようになりました。
2.力の出方   押す力が強くなりました。正確に言うと力の使い方が良くなりました。
3.バランス   右側に押したときは不安定だったのが、安定するようになりました。

表面的な現象を見て、「可動域が狭いならストレッチさせよう」、「力が出にくいなら筋トレさせよう」、「バランスが悪いなら骨格を調整しよう」という発想で施術したりトレーニングさせる人が多いので、不思議に思われるかもしれません。
相手をリラックスさせることができれば効果を出すのは簡単になりますが、リラックスさせられる人はほとんどいません。本人がリラックスしていないからです。

動画では電磁波に対する効果も検証しています。
パソコンの下に敷くことで不快感が減少しています。

(4月23日追記)
Tシャツ販売開始に伴い、ダウンロードサービスは終了しました。ご了承願います。

【走り方革命】ナンバ走りで走ってみた

拙著「ヒーリング・ウォーキング」で検証したように、ナンバは手を振らない歩き方だと思われます。
ナンバ研究の第一人者であった武智氏が「手を振らない」と書いていたのですが、その後の人たちは無視して手を振る歩き方をナンバとしてしまいました。

足と同じ側の手を振るナンバをここでは「いわゆるナンバ」と呼びます。
「いわゆるナンバ」派の人たちは下の右手右脚を前に出した飛脚の写真(図左)をよく持ち出します。

しかし、当時の外国人がスケッチした飛脚(図右)は普通に走っています。

江戸時代末期から明治にかけて訪日した外国人の文章による記録を147件も調べた谷釜氏によると、右手右脚を同時に出す歩き方の記録は無かったそうです(参考資料
飛脚の写真については「当時は1枚撮るのに何分もかかったので、走っていたときの姿がそうだっとは限らない」という意見が正しそうです。

ナンバ走りについては、陸上200m走銅メダリストの末續氏が「ナンバの動きを意識して走った」と語ったのが有名です。
末續氏の走りをみると足と逆の手を振って走っていますので、意識しただけで実際にナンバ走りしたわけではありません。
Youtubeで見ることが出来ます。)

末續氏の発言をもとにして「膝を上げず前へ出す」走法のことを「ナンバ走法」と言っている人がいます。
「高橋尚子さんもナンバ走法だった」と書いてあるサイトもあります。
当然ながら、これはナンバとは言えません。
ナンバでは無い走り方を「ナンバ走法」と称して「ナンバはすごい」と書いてあるわけでめちゃくちゃな話です。

それでは、ナンバ走りは実際には無理なのでしょうか?
また、できたとしてメリットはあるのでしょうか?
ナンバ歩きを整理して、ナンバ走りに応用できるかみてみましょう。

「ヒーリング・ウォーキング」以前の「ナンバ歩き」には、大きく分けて3種類あります。
1.同じ側の腕を振って歩幅を大きく取る「いわゆるナンバ」
これだと一歩ごとに身体を反転させるので、歩くのはともかく走るのは難しいです。

2.骨盤と胸郭の同側を上下させる
「ポケットに手を入れて肩で風を切る」と表される歩き方です。
これだと一応走ることが出来ますが、一歩ごとに背骨が傾いてしまい不安定になります。
メリットは感じられません。

3.腕を振らず、腰を入れて揺れを留める
手を振らないで歩くと上半身が動いてしまいますが、腰の力で上半身を安定させるという歩き方です。
走るのには向いていません。

ヒーリング・ウォーキングでは「腕を振らず、腰の力みも抜く」という歩き方を提唱しました。
「浮き身」という状態を維持して歩くのですが、そもそも「浮き身」が難しくて出来ている人がほとんどいません。
地面を蹴らずに、フラットに接地したときに生じる「螺旋の力」で進みます。

今までのナンバは地面を蹴るときに生じる上半身のブレに対処できていませんでした。
ヒーリング・ウォーキングでは、やや外側に足先を向けてフラットに接地した後、さらに外側に膝を向けると体全体がくるっと回ります。
地面を蹴らないので上半身はぶれずに、背骨をまっすぐにしたままで歩けます。
力みがなく、効率を最大限に高めた歩き方になっています。

今回この足運びを速く行うことでナンバ走りを実際にやってみました。
走る場合は浮き身にするのは難しくなりますが、足首の動きはヒーリング・ウォーキングと同じにします。

動画では上記の1,2との比較をしています(3は行っていません)。

このナンバ走りのメリットとしては以下のようなものがあります。

・足首、膝、腰の負担が少なく故障しにくい(フラット着地で地面を蹴らないため)
・坂を上がるのが楽(やってみるとすぐに分かります)
・向かい風の抵抗を受けにくい
・荷物を持って走るのが楽
・サッカーやラグビーのように他の選手と接触する場合も倒れにくい

以上のように負荷が高いほど普通の走り方より有利になります。
スピードはどうかというと、自分で走ってみたところ普通の走り方より少し速くなりました(2分位の距離で約10秒)。
普通の走り方だと肩や腕が疲れる感じがしますが、ナンバ走りだと逆に緩んでいく感じがしました。

ご興味のある方はご連絡ください

「整体・マッサージ 見えない所に潜む施術の本質」発刊のお知らせ

施術の本質表紙電子書籍「整体・マッサージ 見えない所に潜む施術の本質」が発売になりました。

最近はDVDなどの動画で手技を公開される手技療法家の方が多くなりました。
宣伝文句には真似するだけですごい効果が出るように書いてあっても、その通りになるとは限らないようです。

整体・マッサージの技術には目に見えない要素が施術効果に大きな影響をもたらします。
DVDなどの動画教材を見ても思ったような効果が出せないのはこのためです。

見ても分からない施術の要素として大きいのは以下の3点です。
・触れ方
・身体操作
・心のあり方

私が追求してきたこれらの要素について述べるとともに、実際の施術への応用もご紹介します。

応用技法として、骨盤に触れずに調整する技法などもご紹介します。
施術家ではない方にも有用な内容となっています。

【ストレッチ】額に触れるだけで身体が柔らかくなる

ストレッチについては何度か書いていますが、筋肉を伸ばしすぎると「伸張反射」という反射が起きて逆に縮んでしまいます。
筋繊維は伸ばされる動きに弱いので、守ろうとする働きが備わっているのですね。
「痛気持ちいい程度まで伸ばして」と指示されることが多いですが、ほとんどの場合やり過ぎになっています。

伸ばすのがだめならどうすればいいかと言えば、力を抜いて身体を緩めればよいのです。

「言うは易し行うは難し」で、現代人は緩めるのが苦手になっています。
力を抜く練習をする必要があります。
よく「ギュッと力を入れてパッと抜く」という方法が紹介されますが、それでは部分的にしか効きません。
逆に非常に繊細に力を入れたり抜いたりすることで全身を緩ませることができます。

施術家の方は可動域を改善させたい部位の周辺の筋肉をどうにかしようと考える方が多いですが、緩める触れ方ができていれば離れた場所を触れるだけで改善させることができます。

詳しくは心身楽道の講習でお伝えしています。
電子書籍「健康法の極意」シリーズの2,3でも解説しています。