カテゴリー別アーカイブ: 心身楽道

メルマガ第2回

治療院マーケティング

メルマガの第2回が配信されました。
通常は午前に配信されますが、サーバーのエラーで午後になったようです。
バックナンバーのサイトは近日完成予定で質問フォームも設ける予定だそうです。

今回は気は体感できるというテーマです。
簡単な遠隔施術(触れない施術)の原理の説明にもなっています。

遠隔施術は不思議に見えますが、原理はすごくシンプルで誰でもできます。
動画ではスタッフさんに触れずに改善させています。
触れたほうが効果が高いので私自身はほとんど触れない施術はやりません。

昨日、次回以降の分の動画撮影に治療院マーケティング研究所(写真)に行ってきました。
いろいろな治療家の手技を見てきたスタッフさんが、触るだけとか触れなくても手技と同じかそれ以上の変化が出ると驚いていました。
カメラの前で話すのは慣れそうにありません。

Q&A:気・ヒーリングと量子力学

受講生の方から「気やヒーリングと量子力学とは関係あるんですか?」というご質問をいただきました。
「量子力学でヒーリングが説明できる」という説があるようです。

量子力学は電子の存在確率を波動関数で表すという物理学で、普通に考えるとヒーリングとは関係ありません。

では、なぜ量子力学でヒーリングが説明できるという説があるのでしょうか?

量子の世界では電子が波の性質を持つなど、古典物理では説明できない現象が観察されます。
ヒーリングを量子力学で説明している人は以下のように量子世界の現象を意識の世界に比喩的に当てはめているようです。

「電子は観察するまでは状態が決まっていない」
→「現実は意志が決定するまで決まらない」

要は「思考は現実化する」ということを科学的に説明した(つもり)ということのようです。

したがって、「ヒーリングは量子力学で説明できる」というのは無理があり、「ヒーリングは量子力学から類推した原理で説明できる(かもしれない)」というところだと思います。

量子力学の基本が知りたいという方はYoutubeにある「量子力学入門①(量子の特徴)」がおすすめです。

15分ごろから注意点を述べているので、そこだけでも見ていただきたいと思います。
・量子力学はデバイス設計などの道具として使われている、ある種完成された学問である。
 神秘的な学問として見るのはよくない。
・不確定性原理などを人体などマクロなものに当てはめて言葉を乱用するのは良くない。
 実際にそれで人を騙そうとする人がたくさん存在する(!)

また、コメント欄で講師さんが「意識を物理的に研究できるのか」という問いに答えています。
(以下引用)


現在の物理学は人間の「意識」について言及できるほどの力は全くありません。
そのことは量子力学や統計力学を正当に学んでいく過程で自ずと理解していただけるかと思います。

もちろん、人間の意識等も究極的には物理法則によって支配されているのでしょうが、そこに辿りつくまでの道具が圧倒的に足りないのです。
よって、通常は研究対象になり得ません。


前半についてはまさにそのとおりです。
後半については講師さんと意見が分かれるところで、意識と物理法則は別次元のものです。

「気(ヒーリング)は物理的な現象だ」と思うだけで癒やしの気は引っ込んでしまいます。
潜在意識のレベルで気は物理的な現象ではないことを知っており、それと反することを思うと癒やしの気は引っ込んでしまいます。

気を物理的なものだと説明するということは気を貶めることになります。
「気は怪しいと思われるから、物理的に説明したほうが受け手が納得しやすい」という方もいるようですが、術者・受け手がお互いにそう思った時点で効果が落ちてしまうのです。
それ以前に気をちゃんと使える術者が非常に少ないのですが。

飛脚とナンバ

飛脚本常連のYさんが「山本一力氏の小説に飛脚がナンバ走りした描写がある」とわざわざ教えてくださいました。
ありがとうございます。

チラッと見せてもらっただけでうろ覚えですが、手と同じ側の脚を前に出すことで歩幅が稼げる、ということを書いています。

面白いのは俳優の児玉清さん(故人)が解説で「やってみたけど難しかった」というようなことを書いていました。

これは明らかに甲野善紀さんのナンバ歩きの説に影響されています。

拙著「ヒーリング・ウォーキング」でも書きましたが、甲野さん以前にナンバについて研究していた武智鉄二さんは「手と同じ側の脚を前に出すのは一歩ごとに方向転換するので効率が悪い、当時の農民は手を振らずに歩いていた」という趣旨のことを述べています。

甲野さんはなぜか武智さん以前の、脚と同側の手を振るというナンバに戻してしまいました。
甲野さんはテレビに出演するなど知名度が高かったため、このナンバが一時ブームになりました。

その後、このナンバはおかしいということで「本当のナンバ」を提唱する人たちが現れました。
正直言って、甲野さんのナンバよりもさらに不合理な歩き方です。

なぜこんなことになってしまったかというと、「手を振らない」とか「脚と同側の手を振る」という外見上の特徴に合わせて歩き方を考えたからではないかと思います。

ヒーリング・ウォーキングでは本来の姿勢、本来の関節の動き方などを身体感覚をベースに追求することで、結果として手を振らない歩き方にたどり着きました。
手を振らない歩き方を提唱している人も何人かいますが、そのいずれとも異なります。

整体の施術もこれに似たところがあります。
歪んで見えるから骨を動かそうという矯正よりも、身体が欲している刺激を与えることで結果として矯正されたようになる施術のほうが身体に優しく、効果も出ます。

当院では「癒やしの気」を身体に満たすという稀少な施術を行っています。
骨盤矯正をしなくても骨盤がそろうので最近は矯正は行っていません。

治療家向けメルマガ開始予定

(株)治療院マーケティングの気・エネルギー治療専門のメルマガを担当することになりました。
登録すると無料動画をもらえますので是非どうぞ。
メルマガ紹介ページ(外部サイト)
(無料動画は岩城先生のセミナーです)。

わかりやすく、お役に立てるような情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
治療家向けに限らず、氣やエネルギー治療に関しては的外れな記事を見かけますが、「体感しうるものだけが事実」という基準を持っていればニセ情報に振り回されずにすみます。
このブログもそうですが、体感しうることしか書きません。

写真に癒やしの氣を込める

写真に関して「立体感がある」とか「生きた写真」などの表現が使われることがあります。
どうすれば立体感のある写真を撮ることができるでしょうか?

以前、「瞑想状態で写真を撮ると立体的に見える」ということを教えてもらいました。
瞑想というと座って目を閉じて行うのを思い浮かべますが、立って目を開けていても視覚や身体感覚に集中していると瞑想状態に入れます。
瞑想状態で撮影しても、見る側も瞑想状態で見ないとあまり立体感は感じられません。

瞑想状態から一歩進めて、癒やしの氣が出ている状態で撮影すると、写真にも癒やしの氣がこもることが分かりました。
これも氣の感覚が無いと違いがはっきりしません。
動画にしてみましたが、違いが分かるでしょうか?

カメラのサイトを見ていたら「撮影の極意は対象に愛情を持つこと」という言葉がありました。
癒やしの氣を出すというのも祈りが前提としてあります。

画家ゴッホは以下のような言葉を残しています。
I put my heart and my soul into my work, and have lost my mind in the process.
(私は,自分の作品に心と魂を込めた。制作過程では思考は失われていた。)

絵画にも理論があると思いますが、心を打つ作品というのは没頭した状態で作られるもののようです。

PC作業を楽に:トラックボール

以前エルゴノミクスデザインのマウスキーボードをご紹介しました。

マウスは角度がついているだけで大分楽なのですが、画像加工などで細かい移動を繰り返していると手首が疲れます。
そこで手首を動かさなくて済むトラックボールを使ってみました。

marble1つ目はマーブルという機種です。
昔買ったのですが、当時はマウスから移行するには至りませんでした。

慣れるまではマウスの方が使いやすく感じますが、使い続けていると3日くらいで逆にトラックボールのほうが使いやすく感じてきました。

この機種はスクロールホイールが無いのがネックに感じるかもしれませんが、w10wheelというフリーソフトでトラックボールをスクロールホイール代わりに使うことができます。
一度小さいボタンをクリックする手間がありますが、操作感はスクロールホイールよりもよいです。
(メーカー純正ソフトでも同様のことができますが、スクロールの操作感はイマイチです)。

M570t親指でボールを操作するタイプのM570Tも使ってみました。
これはスクロールホイールもついています。

エルゴノミクスデザインになっていてマーブルよりこちらの方が使いやすいかなと思ったのですが、長時間使っていると親指が痛くなってきました。
これは私が昔親指を酷使していたためで、そうでない方はおそらく問題ないと思います。

 

elecomLogicool製品ばかり紹介しましたが、ELECOMなどからも出ています。
写真の大きいボールを使った機種M-HT1DRBKが気になっています。

一日何時間もPCを使う人はトラックボールを検討されるのも良いと思います。

※リンクはメーカーサイトへのリンクで、アフィリエイトではありません。

受講ありがとうございます 高橋先生(あいにぃ整体)

八王子のあいにぃ整体の高橋院長が受講しに来てくださいました。

「この触れ方だと触れただけで緩みます」という説明をしたところ、「できている施術家の人いますかね?」とちょっと驚かれたようでした。

実際のところ、できている人は非常に少ないです。
方法論はシンプルなのですが、具体的に教えてくれるところは非常に少ないです。
心身楽道では体感していただきながら具体的にお伝えしています。

(追記)ご感想いただきました。ありがとうございます。

先日は、大変お世話様でした。
重要だけど見えてないことや今の自分に必要な事が色々見えて来ました・・・使いこなすにはまだまだですが(;^ω^)
今後ともよろしくご指導願います。

誇張法と触れ方

オステオパシー誇張法の施術をされている方に講習のリクエストをいただいて行ってきました。
オステオパシーはアメリカ生まれですが、誇張法は日本の齋藤先生(故人)が創始されて現在でも施術や講習を行っている方がいらっしゃいます。

関節が歪んでいる方向に非常に弱い力で動かしていく(歪みを誇張する)のが主な技法です。
実際に少しやってもらいましたが、本当に触っているだけみたいな感覚です。

弟子の方は「齋藤先生がご自分でやっていて、辿り着かれた独自の部分というのは、やはりイメージと意識の使い方だと思います。これが誇張法の要の部分です」と述べています(参考サイト)。
単純に物理的な手技ではなく、エネルギー療法的な要素もあるようです。
(カイロプラクティックにもその要素があります)。

斎藤先生や講師の方はよく「もっと力を抜いて」とおっしゃっていたそうですが、力を抜くというのは意外と難しいものです。
そもそも自分の力み(緊張)には気づきにくいからです。

心身楽道では身体操作的、技法的、そして心理的に力を抜く具体的なメソッドをお伝えしています。
筋肉を押して緩ませるとか矯正して緩ませるとかではなく、自分が緩むことで相手に緩みが伝わります。
体験したことがないと分かりにくいと思いますが、施術家にとっては画期的なことです。
誇張法とも相性が良さそうなので是非活用していただきたいと思います。

氣を感じるコツ

氣を感じるというのは手技療法においても武道においても重要な要素です。
施術家なら、受け手を見たり触れたりしたときに相手の状態を感じることができれば、効果的な施術が行なえます。
武道なら、相手が攻撃するときの気配が分かると非常に有利です。

氣を感じる方法について書かれたものはあまりありません。
私が以前ある方に習ったときは「ひたすら対象に集中してください」と言われました。

しかし、集中しようとすると緊張してしまうケースが多いようです。
たとえると、暗いところで目を凝らすようなものです。
対象が人の場合、相手は探られたように感じ緊張してしまうため氣を感じにくくなります。

暗いところで対象を見たいときは明かりを点ければいいですね。
氣の場合、明かりを点けるのに相当するのは「相手に良くなってほしい」などの肯定的な関心を持って癒やしの氣を出すことです。
これによって、自分も相手もリラックスして融合した感覚が生じます。
この感覚が生じれば、自然に相手の状態が自分に映ります。

植物を相手に氣を送ると、氣がすぐに返ってきて、気持ちよくなります。
人が相手だとなかなか氣を返してくれなかったり、時には反発するような氣が返ってくることもあり、ちょっと大変です(笑)。

それでも氣を送っていると、相手の動きが悪いところや、動こうとするときの気配が比較的容易に察知できます。

しばらく氣を送っているとヒーリングにもなります。
触れなくても効果はでますが、触れた方が効果が高いです。

「施術家だったら相手に良くなって欲しいと思うのは当たり前じゃないか?」と思われるかもしれませんが、現在の整体手技は「身体の悪い部分を探して矯正する」という物理的なものが多く、触れた時点で相手を緊張させている方が多いです。

「筋膜などの組織を意識して触診しましょう」と教える人が多いのですが、実はこれでは相手を緊張させて、ダメージを与えてしまうのです。

気のヒーリング効果で相手の力を抜く

心身楽道では「癒やしの武道」を研究しています。
武道で相手を動かそうとする時、まずは身体の使い方を工夫します。
身体操法については「健康法の極意2」で基礎的なことから解説しています。

それに加えて、気でヒーリング作用を起こすことで自分と相手との融合感がある状態になると、相手は力が抜けた感覚になり比較的容易に相手の身体を動かすことができます。

自分が戦意が無い状態、さらには相手に対して優しい気持ちを持つほど融合感が出やすくなります。

動画ではまず小指一本で腕相撲に挑戦しています。
次に親指で相手の掌を押すのに挑戦しています。

あえて身体操作は封印して気を通した効果だけ見ています。

気を通すにはイメージを使う方法や、合気と同じ原理を使う方法があります。後者を心身楽道では「力を抜いて気を通す技法」と呼んでいます。

気を通されてもそれを感じられれば返すことができます(少年マンガみたいですね)。

透明感のある気が通せれば、返そうとしてもできません。
透明感のある気を通すには、相手への思いやりと意識のコントロールが必要になります。
この進化した「透明な気を通す」技法は健康気功講座を一通り学ばれた方に、上級コースでお伝えしようと考えています。

コミュニケーションでいうと、何かを命令されると反発したくなりますが、こちらのことまで考えてもらったうえで頼まれると引き受けたくなるのに似ています。
武道も殴ったり蹴ったりではなく非言語コミュニケーションと捉えると、痛いのが苦手な人でも楽しめます。
心身楽道の癒やしの武道は暴力反対です(笑)。

親指で掌を押すのは意味が分かりにくいかもしれません。
押せないということは相手に防御反応を起こさせてしまっているということです。
防御反応が起きると心身が緊張して筋肉は固くなります。
つまり、押せない人にマッサージされると身体が固くなります。
施術家の実力チェックにも使えます。

押せるということは逆に緊張を抜くことができ、筋肉も緩めることができます。

施術も単なる身体操作ではなく、非言語コミュニケーションなんです。
最近、受講生さんがこれを意識したら施術効果がすごく上がったと報告してくださいました。

精神的な要素を重視する武道には遠藤喨及氏の創始した気心道、真仙明氏の創始した転神流などがあります。

転神流でも技法を行うことで「合気道の達人のような無効化する力がでてきます」(転神白書)と述べています。