カテゴリー別アーカイブ: 気功・ヒーリング

道具に氣を通す合氣

「透明な氣を通す技法」の応用として道具に透明な氣を通すことができます。
氣を通したい方向を意識して透明な氣を透す技法を行います。
技法については執筆中の「健康法の極意5」で公開予定です。

道具の持ち方によっては氣が通らないので、手と接触する部分は均一の圧になるように注意します。

手と道具が一体化し、道具からも透明な氣が出ているような感覚になります。
慣れると道具を介しても相手に気が通った感覚などが分かるようになります。
動画では新聞紙を通して相手を無力化する合気的な技を行っています。
氣の力で新聞紙が強くなっているように見えるかもしれませんが、そうではありません(笑)。

たとえば剣道に応用すると、剣が当たったときの衝撃が相手の側に貫通するようになります。

手技療法の場合は鍼治療など道具を使った施術に応用可能です。
私自身は鍼を使えませんが、受講生の鍼灸師さんによると氣を通せると効果をかなり上げられるそうです。

野球やテニスなど、道具を使うスポーツにも応用可能だと思われます。

本当に効くヒーリング・サウンド

最近研究中の「透明な氣を通す技法」を楽器演奏に応用すると癒やし効果が出ることが分かりました。

約2年前にピアノの弾き方で身体への反応が異なるという記事を上げました。
見直してみると、当時よりかなりレベルが上がっています。

透明な氣を通す原理は手技療法や武道に使うときと同じです。
現在執筆中の「健康法の極意5」で公開する予定です。
講習では既にお伝えすることが可能です。

今回は立ったときのバランス(身体を横から押す)と、肩の外転(横から腕を挙げる)でチェックしています。

普通に腕の重さで弾いたときは変化は見られませんでしたが、氣を通して弾いた場合はバランスも可動域も改善していました。

音を聞くだけでこれだけ効果が違うのは、やっている本人もちょっと驚きました。
直接身体に触れる手技療法だったらさらに効果に大きな差が出ることが分かると思います。

筋反射テストができる人は動画の最後で普通に弾いた場合と氣を通した場合の音を聞いてテストしてみると差がわかると思います。

本当は難しい効果的なストレッチ

ストレッチは健康法の一つとして人気があり、書店に行くと多くの本が並んでいます。

痛気持ちいいのを体によいと思って行っている人が多いようですが、やり方を間違えると健康に悪いということはあまり知られていません。

知人がヨガスタジオのインストラクターになったらヒザを痛めてしまいました。
周りのインストラクターも同様の理由で辞めてしまう方が多いそうです。
そのスタジオの研修で教えているという動きは理にかなっていないと思われるものがありました。

理にかなった動きとはどのような動きでしょうか?
基本的には関節本来の動きに従えばいいのですが、できていない人がほとんどです。

たとえば、膝を胸に近づけるという股関節の屈曲動作を例に取ると、膝をまっすぐ上に挙げる人が多いです。
これは関節本来の動きではなく、理にかなっていないため逆効果になります。

大腿骨頭は骨盤に対して斜めにはまっているため、膝をやや内側に向けて、かつ少し内捻りしながら屈曲するのが関節本来の動きになります。

また、力を抜くことでストレッチすると、より効果を上げられます。
たとえば、腕を伸ばすときは限界から更に力を入れるよりも、肘の力を抜いたほうが伸びることが分かると思います。
このとき身体の連動性が上がるので、心身楽道では「連動ストレッチ」と呼んでいます。

他人にストレッチする場合は、理にかなった身体操法でストレッチする必要があります。
ほとんどの人が体重移動を使っていますが、これは身体に緊張を生じさせるため、受け手も緊張させてしまいます。
術者自身の重心を下げることで操作する必要があります。
体重移動を使って施術する人が動画を見ると、術者が体重移動を使っていないため違和感を感じるかもしれません。

他人に連動ストレッチをする場合は、氣を使えないとできません。
武道でいう発勁の原理を使います。
具体的な技法は「健康法の極意4」で公開しています。

ここでは股関節の屈曲について、ストレッチのやり方による効果の違いを動画で示します。

次の3つのやり方を比較しています。

A.膝を真っ直ぐ挙げる
B.股関節本来の動きで挙げる
C.氣を使ってBを行う(連動ストレッチ)

これらについて以下の評価も行っています。
・ストレッチ後の脚の重さ
・ストレッチ後にももを挙げて力が入るか

Aのやり方だと、脚が重くなってしまいました。
関節本来の動きではないため、緊張が生じたため効果はマイナスになります。

Bのやり方だと脚が軽くなる効果はありましたが、ももを挙げて力が入るという効果はありませんでした。

Cのやり方だと膝を挙げるときに、限界を超えて動く感覚があります。
さらに脚が軽くなり、ももを挙げるときに力が入るようになりました。
これは身体の動きの連動性が上がった効果です。

見た目はあまり違いがないですが、微妙な角度や体の使い方の違いで効果が大幅に異なることがお分かりいただけたと思います。

効果のあるストレッチができる人はどれくらいいるのでしょうか?
ネットで股関節のストレッチを教えている人を見ると、私の見た限りでは膝をまっすぐ挙げるように説明している人がほとんどでした。
健康法のつもりで、体に悪いことを教えているのです。

他人にストレッチするセラピストも同様で、ほとんどの人が身体に悪いストレッチを行っています。

メルマガ第2回

治療院マーケティング

メルマガの第2回が配信されました。
通常は午前に配信されますが、サーバーのエラーで午後になったようです。
バックナンバーのサイトは近日完成予定で質問フォームも設ける予定だそうです。

今回は気は体感できるというテーマです。
簡単な遠隔施術(触れない施術)の原理の説明にもなっています。

遠隔施術は不思議に見えますが、原理はすごくシンプルで誰でもできます。
動画ではスタッフさんに触れずに改善させています。
触れたほうが効果が高いので私自身はほとんど触れない施術はやりません。

昨日、次回以降の分の動画撮影に治療院マーケティング研究所(写真)に行ってきました。
いろいろな治療家の手技を見てきたスタッフさんが、触るだけとか触れなくても手技と同じかそれ以上の変化が出ると驚いていました。
カメラの前で話すのは慣れそうにありません。

Q&A:気・ヒーリングと量子力学

受講生の方から「気やヒーリングと量子力学とは関係あるんですか?」というご質問をいただきました。
「量子力学でヒーリングが説明できる」という説があるようです。

量子力学は電子の存在確率を波動関数で表すという物理学で、普通に考えるとヒーリングとは関係ありません。

では、なぜ量子力学でヒーリングが説明できるという説があるのでしょうか?

量子の世界では電子が波の性質を持つなど、古典物理では説明できない現象が観察されます。
ヒーリングを量子力学で説明している人は以下のように量子世界の現象を意識の世界に比喩的に当てはめているようです。

「電子は観察するまでは状態が決まっていない」
→「現実は意志が決定するまで決まらない」

要は「思考は現実化する」ということを科学的に説明した(つもり)ということのようです。

したがって、「ヒーリングは量子力学で説明できる」というのは無理があり、「ヒーリングは量子力学から類推した原理で説明できる(かもしれない)」というところだと思います。

量子力学の基本が知りたいという方はYoutubeにある「量子力学入門①(量子の特徴)」がおすすめです。

15分ごろから注意点を述べているので、そこだけでも見ていただきたいと思います。
・量子力学はデバイス設計などの道具として使われている、ある種完成された学問である。
 神秘的な学問として見るのはよくない。
・不確定性原理などを人体などマクロなものに当てはめて言葉を乱用するのは良くない。
 実際にそれで人を騙そうとする人がたくさん存在する(!)

また、コメント欄で講師さんが「意識を物理的に研究できるのか」という問いに答えています。
(以下引用)


現在の物理学は人間の「意識」について言及できるほどの力は全くありません。
そのことは量子力学や統計力学を正当に学んでいく過程で自ずと理解していただけるかと思います。

もちろん、人間の意識等も究極的には物理法則によって支配されているのでしょうが、そこに辿りつくまでの道具が圧倒的に足りないのです。
よって、通常は研究対象になり得ません。


前半についてはまさにそのとおりです。
後半については講師さんと意見が分かれるところで、意識と物理法則は別次元のものです。

「気(ヒーリング)は物理的な現象だ」と思うだけで癒やしの気は引っ込んでしまいます。
潜在意識のレベルで気は物理的な現象ではないことを知っており、それと反することを思うと癒やしの気は引っ込んでしまいます。

気を物理的なものだと説明するということは気を貶めることになります。
「気は怪しいと思われるから、物理的に説明したほうが受け手が納得しやすい」という方もいるようですが、術者・受け手がお互いにそう思った時点で効果が落ちてしまうのです。
それ以前に気をちゃんと使える術者が非常に少ないのですが。

治療家向けメルマガ開始予定

(株)治療院マーケティングの気・エネルギー治療専門のメルマガを担当することになりました。
登録すると無料動画をもらえますので是非どうぞ。
メルマガ紹介ページ(外部サイト)
(無料動画は岩城先生のセミナーです)。

わかりやすく、お役に立てるような情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
治療家向けに限らず、氣やエネルギー治療に関しては的外れな記事を見かけますが、「体感しうるものだけが事実」という基準を持っていればニセ情報に振り回されずにすみます。
このブログもそうですが、体感しうることしか書きません。

氣を感じるコツ

氣を感じるというのは手技療法においても武道においても重要な要素です。
施術家なら、受け手を見たり触れたりしたときに相手の状態を感じることができれば、効果的な施術が行なえます。
武道なら、相手が攻撃するときの気配が分かると非常に有利です。

氣を感じる方法について書かれたものはあまりありません。
私が以前ある方に習ったときは「ひたすら対象に集中してください」と言われました。

しかし、集中しようとすると緊張してしまうケースが多いようです。
たとえると、暗いところで目を凝らすようなものです。
対象が人の場合、相手は探られたように感じ緊張してしまうため氣を感じにくくなります。

暗いところで対象を見たいときは明かりを点ければいいですね。
氣の場合、明かりを点けるのに相当するのは「相手に良くなってほしい」などの肯定的な関心を持って癒やしの氣を出すことです。
これによって、自分も相手もリラックスして融合した感覚が生じます。
この感覚が生じれば、自然に相手の状態が自分に映ります。

植物を相手に氣を送ると、氣がすぐに返ってきて、気持ちよくなります。
人が相手だとなかなか氣を返してくれなかったり、時には反発するような氣が返ってくることもあり、ちょっと大変です(笑)。

それでも氣を送っていると、相手の動きが悪いところや、動こうとするときの気配が比較的容易に察知できます。

しばらく氣を送っているとヒーリングにもなります。
触れなくても効果はでますが、触れた方が効果が高いです。

「施術家だったら相手に良くなって欲しいと思うのは当たり前じゃないか?」と思われるかもしれませんが、現在の整体手技は「身体の悪い部分を探して矯正する」という物理的なものが多く、触れた時点で相手を緊張させている方が多いです。

「筋膜などの組織を意識して触診しましょう」と教える人が多いのですが、実はこれでは相手を緊張させて、ダメージを与えてしまうのです。

気のヒーリング効果で相手の力を抜く

心身楽道では「癒やしの武道」を研究しています。
武道で相手を動かそうとする時、まずは身体の使い方を工夫します。
身体操法については「健康法の極意2」で基礎的なことから解説しています。

それに加えて、気でヒーリング作用を起こすことで自分と相手との融合感がある状態になると、相手は力が抜けた感覚になり比較的容易に相手の身体を動かすことができます。

自分が戦意が無い状態、さらには相手に対して優しい気持ちを持つほど融合感が出やすくなります。

動画ではまず小指一本で腕相撲に挑戦しています。
次に親指で相手の掌を押すのに挑戦しています。

あえて身体操作は封印して気を通した効果だけ見ています。

気を通すにはイメージを使う方法や、合気と同じ原理を使う方法があります。後者を心身楽道では「力を抜いて気を通す技法」と呼んでいます。

気を通されてもそれを感じられれば返すことができます(少年マンガみたいですね)。

透明感のある気が通せれば、返そうとしてもできません。
透明感のある気を通すには、相手への思いやりと意識のコントロールが必要になります。
この進化した「透明な気を通す」技法は健康気功講座を一通り学ばれた方に、上級コースでお伝えしようと考えています。

コミュニケーションでいうと、何かを命令されると反発したくなりますが、こちらのことまで考えてもらったうえで頼まれると引き受けたくなるのに似ています。
武道も殴ったり蹴ったりではなく非言語コミュニケーションと捉えると、痛いのが苦手な人でも楽しめます。
心身楽道の癒やしの武道は暴力反対です(笑)。

親指で掌を押すのは意味が分かりにくいかもしれません。
押せないということは相手に防御反応を起こさせてしまっているということです。
防御反応が起きると心身が緊張して筋肉は固くなります。
つまり、押せない人にマッサージされると身体が固くなります。
施術家の実力チェックにも使えます。

押せるということは逆に緊張を抜くことができ、筋肉も緩めることができます。

施術も単なる身体操作ではなく、非言語コミュニケーションなんです。
最近、受講生さんがこれを意識したら施術効果がすごく上がったと報告してくださいました。

精神的な要素を重視する武道には遠藤喨及氏の創始した気心道、真仙明氏の創始した転神流などがあります。

転神流でも技法を行うことで「合気道の達人のような無効化する力がでてきます」(転神白書)と述べています。

第2回仙台セミナー

昨日、第2回仙台セミナーを開催させていただきました。
特に、頭に触れて離れている箇所の可動域を改善する技法に皆さんご興味を持たれたようです。

さっそく施術に活用されたご感想をいただきました。

「昨日教えて頂いた頭部へ触れる技法で肩回りの筋肉のコリや関節の動きが激変して大変びっくり不思議がられました。
大変感激してくださり次回の予約もいただくことができました。
ありがとうございました!」

「(施術前に)首のことは全く聞いてなかったんですが、頭へ触れる技法を行ったら施術後に突然、何年も上を向くと痛かった首が痛くなくなったと大変感激して頂けました」

下の動画リンクは「緩みを発生させる技法」の練習風景です。
遊んでいるみたいですが(笑)。
動画リンク(5秒)

気功に対する誤解

前々回の記事を見た方から、1月のTV番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」でドランクドラゴンの鈴木拓さんが「相手が誰でも気で飛ばせる」と豪語する気功師と対決した、と教えていただきました。
この気功師さんは日本で初めて気功道場を開いた方だそうで、2006年にも気功治療家としてテレビに出たことがあるようです。
一方の鈴木さんはグレーシー柔術を23年続けているそうです。

気功師が弟子の方を飛ばすデモを見せた後、鈴木さんに5分間気を入れる動作をしました。
そのあと10分間気を送っている動作をしたのですが、鈴木さんはほとんど動きませんでした。
アシスタントプロデューサーの女性はちょっとだけのけぞりました。

Twitterで部分的に動画が上げられています。
ネットでは以下のようなコメントが見られました。

1「気功は催眠みたいなもの」
2「強力な思い込みなのかな」
3「気功って受けとる側も気を感じてないと効かないものらしい」
4「動いたのは手を近づけた反射でのけぞっているだけ」

これらについてコメントすると以下のようになります。

1.別の技法です。
2.感じる人ははっきり感じるので思い込みではありません。
「気は思い込みだ」と思いこんでいる人は感じにくいというジレンマがあります。
3.正しいです。気を感じるには緩んでいる必要があり、力んでいる人は感じません。
4.今回の場合はかなり近くから手を払う動作をしていたので当てはまっているかもしれません。
動く時はほとんど手を動かさなくても動くので反射では説明がつきません。

気についてなかなか正しい情報が広がらないのは、未だに「人を飛ばすのが気功」というイメージで扱われていたり、見る側がヤラセを疑ってしまうということもありますが、誰でも気を有効利用できるメソッドが無かったという問題もあります。

気功を何年か習っていても使えるようになっている人は少ないです。
気功を教えるところは気功っぽい体操教室になってしまっている所が多いように見受けられます。

心身楽道では誰でもできるようにいきなり極意を教えるので、早ければ一日で気で相手を動かしたりできるようになります。
動かすこと自体は気が使える目安でしかありませんが、それができれば手技療法や武道に応用できます。