螺旋の力 補足

受講生の方に「ヒーリング・ウォーキングのときに螺旋の力がどう働いているのかよく分かりません」というご質問をいただきました。

拙著「ヒーリング・ウォーキング」の最近までの版ではあまり詳しく書いていなかったのと、一部図がおかしかったので改訂版で説明を加えました。
購入済みの方は新しい版をダウンロードしてください。
表紙が黒いものが新しい版です。

ここでは螺旋の力の簡単な説明と、追加した部分を少し編集して掲載します。
螺旋の力というのは関節を本来の動かし方で使ったときに働く力です。
骨や関節の構造がバネのような形になっているので螺旋の方向に力が働きます。

ほとんどの人が関節を蝶番のようなイメージで使っていて螺旋の力を使えていません。
ヒーリング・ウォーキングでは関節を本来の動かし方で使い、螺旋の力を利用することで自動的に進むような感覚が得られます。

右足が接地してからしっかり着地するまでは右脚を外にひねり、身体を時計回りに回転させる下向きの螺旋の力が働きます(図A)。
この力で左足が前に出ます。
螺旋の力

図でオレンジ色の線は下向き、緑色の線は上向きの螺旋の力を示します。

右足に体重が載ると地面を踏む力の反作用で上向きの螺旋の力が発生します。
上向きの螺旋の力は右脚を内にひねり、身体を反時計回りに回転させる働きをします。

このときに左足が十分に前に出ていないと、地面を踏むと上向きの螺旋の力が左足を後ろに下げる働きをします(図B)。

ヒーリング・ウォーキングのときは右足に体重が載った時点で左足が右足より前に出ています。
この場合、上向きの螺旋の力は左足を左前方の方に進めるように働き、身体も前に進みます(図C)。
外側に捻られた右脚が元に戻っていくのに身体は前に進んでいくので、右足を観察しているとちょっと不思議な感じがします。

このように二方向の螺旋の力が巧妙に働いて自動的に前に進む感覚が得られます。
できるようになると、これが本来の身体の使い方だということが体感できます。

以前の版では上向きの螺旋の図示がおかしかったのでお詫びして訂正します。
なお、「ヒーリング・ウォーキング」はPOD(プリント・オン・デマンド)版の発行申請中です。
Kindle版は改訂版として価格改訂する予定です。

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